皆さまは「甘酒」はお好きでしょうか?私は子供の頃から母がよく作ってくれたこともあり、大人になった今でもとても好きです。酒粕をみそこしに入れて、鍋のお湯に浸しながら、お玉で溶かしていく昔ながらの方法で作る甘酒は格別です。濃厚さの調整も自分好みに、砂糖の量で甘みも調整して、親の目を盗んではちょっぴり日本酒を混ぜたり、小学校の頃から自分で作っていた程です。
大人になり実家を出てからは、自分で作る機会もなく、時折出来合いの甘酒を買って飲んだりする程度でした。ところが先日、偶然にも甘酒の元である「酒粕」をいただく機会がありました。久しぶりに見る酒粕に、子供の頃の記憶が一気によみがえり、思わず大興奮!しかもビニールパックの外からでも分かるほど、酒粕の香りが漂い、コレはかなり新鮮で上質な酒粕だと興奮は最高潮です。
早速に甘酒を作ろうと鍋に水を張り、お玉にみそこしと支度をし、でも作るのは久しぶりということもあり、また折角の上等な酒粕を使うのだから、美味しく作るためのレシピをネットで調べるためにパソコンを開きました。ネットを立上げ、レシピを検索していたのですが、その際に目に飛び込んできたワードにビックリしました。最近では甘酒は「飲む点滴」と呼ばれ、美容や健康にとても注目されているという事でした。説明を読んでみると、甘酒に含まれるブドウ糖は、麹菌によって既に分解済となっているため、効率よく体内にエネルギー源を吸収できるとのことで、他にもアミノ酸、ビタミンB群、ミネラルなどが豊富に含まれており、この成分が点滴と同じなため「飲む点滴」と呼ばれているようなんです。
健康や美容に良くて、さらに美味しくて大好きだし、最高の飲み物だ!と意気揚々と妻に話したらポツリとひと言。「美容と健康には良いのは、米麹でできた甘酒だよ」、、、、違うんですね。僕が作っていたのは酒粕を使った甘酒でした。。と、少しの意気消沈もありながらも、こなれた手つきで無事に完成。
さて、久しぶりに自分で作った甘酒の味はと言うと、、「うまい!!!!」のひとこと言でした。さらに用意した生姜を少し入れて飲めば、体もポッカポカで更に美味しく、これは子供達も喜ぶだろうと飲ませてあげたのですが、、不味い、、臭い、、嫌だ、、と大不評で、さらに拍車をかけるように妻もいまヒトツな顔。結局やけ酒のように1人さみしく1リットルほど作った甘酒を飲み干してしまいました^^;)
さてそんな甘酒にも負けじと劣らず、ご朱印集めも美容と健康にとっても良い事をご存知でしょうか?参道を歩き、階段を昇り降りすることの運動効果もそうですが、 喧噪から離れ、手水舎で清め、手を合わせ、呼吸を整えることで心も整い心身ともにリラックスすることは人間にとってとても大切な事です。少しづつ寒さも和らぎ、春の足音も聞こえるこの頃。ご朱印集めに心地よい季節が近づいてきましたね。
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