ＨＯＬＬＹＨＯＣＫで取り扱う御朱印帳や関連商品は、すべてオリジナル。それゆえに製品の素材や製法は、とても気になります。
御朱印帳の場合、表紙のそり返りや蛇腹奉書紙の品質はとても気になります。御朱印が綺麗に書けるかとか。墨が裏にうつらないかとか。
書き手の墨の量や、筆圧の影響も大きいため、墨の裏うつりを確実に防ぐことはできないのですが、奉書紙は少しずつ改良を重ね、現在は特別につくる別漉きの奉書紙を使用しています。
こんな御朱印帳が欲しいとか、こうなればいいとか、表面的には見えない部分を追求できることが、ものづくりの素晴らしさだったり、お客様への真心だと思うんです。
ＨＯＬＬＹＨＯＣＫ立ち上げ当初は、色鮮やかな可愛いデザインの御朱印帳をつかっている方もいなくて、世の中に御朱印帳バンドも、御朱印帳しおりも、ご朱印ホルダーもありませんでした。御朱印という言葉を知るひとも少なく、少ないお客様の「こんなの欲しい」を想像し、何もないところから生み出した製品ばかりです。
ブームになると、何かと模倣されることも増えましたが、今は世の中にないけれど、誰かの「こんなの欲しい」を想像することの楽しさや、カタチにする喜びの根幹は変わらない。
それが、ＨＯＬＬＹＨＯＣＫの強みだと思うのです。
季節も夏から秋に移り変わり、御朱印巡りもより愉しめる季節になりました。
年末年始までに、新製品も続々登場する予定です。ＨＯＬＬＹＨＯＣＫが生み出す新しいアイテム達が、誰かの「こんなの欲しい」になりますように。
