ゆっくり巡る御朱印めぐり(三重四国八十八ヶ所巡礼遍)
【札所】17番【寺社名】福楽寺【宗派】高野山真言宗【住所】〒510-0207 鈴鹿市稲生塩屋2-5-27 【電話】059-386-3844
三重県鈴鹿市にある、高野山真言宗の仏教寺院。本尊は薬師如来。
聖武天皇(在位724年 - 749年)が東大寺大仏建立の際、神意奉詞のため伊勢神宮へ行基菩薩を遣わした。
この地方での悪疫流行を知った行基は、自ら薬師如来像を彫刻し、開眼供養、平癒祈願をなされ悪疫を平癒したと伝えられる。
稲生塩屋地区発祥の地といわれ、ここに建立された当山は、村の氏寺、本尊薬師如来は、氏仏として人々から崇敬され、塩屋地区誕生に大きな存在であったと伝えられる。
往時は、荘厳な伽藍を有していたという。
織田信長の伊勢進攻の兵火により堂宇伽藍は焼失してしまうが、幸いにも本尊は難を免れ、仮堂に安置。守り続けられてきた。
寛文年間(1661年-1673年)に至り、大徳空昭律師は再興を発願し、堂宇を再建、寺運の興隆に力を尽され、空昭律師を中興の祖として崇められている。
現在の本堂は、明治に再建されたもので、本尊の秘仏薬師如来、千手観音、弘法大師各像が安置されている。
境内には、地蔵堂、行者堂、弁財天堂、牛頭天王、秋葉権現堂が造立している。
また、県の無形民俗文化財となっている「稲生の獅子舞」神楽を行う際には、当山に初奉納する習わしが伝承されている。
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