三重四国八十八ヶ所 御朱印めぐりへいこう。
【札所】14番【寺社名】慎福寺【宗派】真言宗豊山派【住所】〒513-0801 三重県鈴鹿市神戸2丁目-19-8 【電話】059-382-0263
三重県鈴鹿市にある、真言宗豊山派の寺院。本尊は薬師如来。
永禄2年(1559年)3月に法印紹盛上人の開基と伝えられている、往時は七堂伽藍を備え、神福寺と称していたといわれる。
神戸城主織田信孝の祈願寺とされ、寺領660石を受領し栄えたが、江戸時代の大地震により焼失。
のちに再建され、寺名を慎福寺と改称した。以来今日住職二十世に至っている。
本尊は薬師如来、境内には弘法大師堂、地蔵堂、十二支本尊堂、金毘羅稲荷堂が安置されている。
また樹齢三百五十年余のしだれ銀杏の大木が神木とされている。ほかぼたんなど花樹が植えられ、時季には参詣者をなごませてくれる。
三月の初午法会では、厄災消除、福寿増長祈願の護摩修行が施行され、四月二十一日の大師の日には、報恩感謝の一日を過すなど、県内外からの参詣者も多い。
また当山は牡丹の名所総本山長谷寺にあやかって境内に牡丹が数多く植えられ、花時期には大輪の花が咲きその香気を捧げ、仏の慈悲に近づきたいと参詣者は祈願する。
このほか、年間行事の日には多くの参詣者があり、近郷近在の人々に親しまれている。
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