コーヒーの淹れ方は、御朱印をいただく際の所作に似ているかも?

週末には最低でも1杯、コーヒーを楽しむように心がけています。
ハンドミルで豆から挽いて、ドリッパーにペーパーをセット
一程のリズムでお湯を注ぎながら、丁寧に時間を掛けて淹れていきます。

「面倒くさい」と言ってしまえばそれまでですが
ひとつひとつの工程に含まれる、美味しさのポイントを確かめながら淹れることが割と心地よいのです。


ポイントはまず、豆を挽くところからです。
粒度によってコーヒーは大きく味わいが変化します。
粗挽き・中挽き・細挽きの大きく3種類と、エスプレッソを淹れる際の極細挽きを含めて4種類。
狙った味を出すために粒度の調節と豆のチョイスを考えて、ハンドミルでじっくり挽いていきます。


ちなみに豆を挽くハンドルの早さにバラツキがあると
挽いた豆の粒度にバラツキがでてしまい、狙った味がぼやけてしまうので注意が必要です。


ペーパーは側面と底面にあるシール部分を互い違いに折ってからドリッパーにセット。
注ぐ湯の温度にも注意が必要です。
沸騰したての100℃近い熱湯だと、雑味や苦味などの悪いクセも抽出されてしまうので、93℃前後で注ぎ出すのが適温なんです。


少量のお湯を注ぎサーバーへドリップし始めたら注ぐのを一旦停めて、20~30秒程蒸らします。
それからドリップボトルでドリッパーの中心部分に「の」の字を描くように注いでいきます。


細い線でドリッパー内に一定の湯量を保ちながら、目的の分量が抽出されたら
ドリッパーの湯が落ちきる前に、ドリッパーを外します。
これはドリッパーの表面部分に含まれる雑味などを除外するためなんです。



最後にサーバーを軽く回すように2~3回混ぜて、濃度の偏りを均一にすれば、ハイできあがり!!


ちなみに美味しいコーヒーを飲むことも目的なんですが、その工程自体にも意味があって、価値を感じるんです。
例えば旅行で言うならば目的地へ向かう途中の、楽しい道中のような感覚が近いかもしれません。
そんな感じで飲む一杯のコーヒーが、とっても美味しくて心休まるんです。

御朱印をいただく際もひとつひとつ丁寧に
身を清め、心を静め、手を合わせ参拝してから感謝の気持ちで頂戴する。
そういう意味では通じる所があるように思います。



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