今日はちょっと痛いお話です。実は先日妻が手術をしてきました。友達やご近所さんなど話の流れで「手術」という言葉を出すと、当然なんですがかなり心配されます。ただ実際は生命に関わるような、もしくは長時間にわたるような重大な手術ではなく、入院も必要のない日帰り手術なので逆に心配させてしまって申し訳ない気になったりもします。
手術は平日だったため、休日出勤の代休というカタチで休みを取り、2時間弱クルマを走らせて病院へ向かいました。車中普段となんら変わることなく子供のコトや年末年始の予定など話したり、たいして緊張や不安をしている様子もなかったので安心していたのですが、やはり内心では多少の心配はありました。万が一ということもあるし、どちらかと言えばこういう場合は当事者は自分の方が気が楽な人なのです。
大した渋滞などもなくスムーズに走り、予定通り病院へ到着。クルマを降り「付き添おうか?」と尋ねたんですが「大丈夫!」と笑顔の返答。手術自体は1時間も掛からないのですが、準備や術後経過などでトータル4時間程必要なため、ひとまず病院を後にしました。
あれこれと妻からの頼まれごとや、用事をこなしている間に時間は過ぎ、気づけば妻からの着信が入りました。電話の内容からも無事成功したようでホッとひと安心しながら病院へ迎えに車を走らせました。到着して第一声は「お腹が空いた~~」とのこと、、、手術前は飲食を控えるよう指示があったため、その感想は当然と言えば当然なのですが肩透かしな言葉に思わず突っ込みながらも、安堵した瞬間でもありました。
近くのカフェに入り軽食をつまみながら話は手術の内容へ。妻はヒトよりも痛がりの人間なので、ギャーって叫んでは先生を困らせたのではないかと問い詰めたところ、予想外の返答に驚きました。
「目を覚ました時には手術は終わってた!だから痛いもカユイも何にもなかったよ」と笑顔の返答。でも、、、それはおかしいです。妻の手術は局部麻酔のはず。このヒトは嘘をついているのか、それとも手術のショックで少し頭がアホになってしまったのか心配になりました。
ただその答えは前日の晩にありました。前日の夕方に娘が熱を出し、家庭内での感染をさけるための策としてその日は妻と娘ペア、自分と息子ペアで就寝したのですが思いのほか娘の熱が上がって夜中に何度も起こされたり座薬をうったりと大変だったようです。なので普通に寝不足のまま手術台に向かったため、横になったとたん緊張よりも睡魔が勝ったようでめでたく熟睡のうちに手術が無事完了したとのことでした。
娘の熱もなんだかで不幸中の幸いのように活かされた(!?)ようですし、何はともあれ無事に終わって本当に良かったです。健康が一番だなあ~っと、心底思うととともに、きっと時間をみつけては御朱印巡りに精をだしている自分に対してのご利益があったのだと強く強く信じる出来事でした。
ということで今回は災いから身を守り、幸せを運んできてくれる「七福神」シリーズの御朱印帳のご紹介で締めくくらせていただきます^^)