御朱印帳がつなぐご縁のお話

今日は日々の業務について、お話させてもらいます。ざっくりお伝えすると御朱印帳の販売がお仕事なんですが、割と様々な業務をこなしております。その中にはインターネット注文の出荷作業や問合せのご対応、卸業務の対応や営業活動などもあります。また新製品の撮影や登録作業など、時間に追われながらも何とかこなしている毎日です。(このブログの記事をアップするのも、めちゃくちゃ大切な仕事なんですよ^^; )

事務所は小売店舗も兼ねて営業しており、お客様の接客も大切な仕事のひとつです。年齢性別問わず、様々なお客様にご来店いただいております。子育達が親元の手を離れ、2人の時間を楽しむご年配のご夫婦様。御朱印ありきで旅行や行く先々を決めている、若い女性グループ様。西国三十三ヶ所巡礼を既に2度制覇され、草創1,300年の特別印をもらうため今年3回目に挑戦中の男性の方々など。

皆様それぞれの信仰心や興味を持って、御朱印集めに励まれており、ご接客のかたわらいつの間にか話が弾み、御朱印だけでなく色々なお話をする機会などもあります。例えば何十年来と御朱印集めをなされている、ご年配のご夫婦様と『叱ることことの大切さ』について、話し込んだこともありました。

それはそのご夫婦様が御朱印をいただきに、とある寺院に参られた時のお話で、ちょうど若いカップルも同様に御朱印をいただきに訪れており、ご夫婦様の少し先を歩いていたようです。そしてご本尊の置かれる本堂に向かうことなく、そのまま寺務所へ御朱印をいただきに向かったようなんです。「よく見かけるけど、それはダメだよね~」っと無作法な行いにご夫婦様はあっけにとられていたようなんですが、その様子を見ていたお寺の方がそのカップルに声を掛けたようなんです。

御朱印本来の意味は、誦経や写経などを納めた証として受けられるものであり、簡略化された現代においても意味由来は知っておいてほしい。といった具合に穏やかな口調でお伝えになられていたようです

そのカップルは非礼を詫び本堂へ参拝に向かい、改めて御朱印をいただいたようです。御夫婦様もこの様な場面は何度か遭遇したことがあるようなのですが、それを正す場面に遭遇したのは初めてのようで、清々しくもあり、色々と気づかされたとおっしゃっていました。

このお話をご夫婦様から聞いてから、昨今の「叱る」や「正す」といった行為が過剰なまでに敏感に騒がれ、まるで加害者のような扱いを受けてしまう事に違和感を覚えるなど、ついついお話に夢中になってしまった事もありました。

これからも御朱印や御朱印帳のことは勿論のこと、色んなお話を聞いたり伝えたりできれば、それはそれで御朱印が取り持つご縁であり、大切にしていきたいと思います。


▼故郷のご縁を大切に。年齢性別問わず愛される「伊勢木綿」を使用した御朱印帳はいかがですか。

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